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悲しいくらい天気よい秋の日の出来事


13年という長い空白の時間をFaceBookというシロモノがワープしてみせてくれました。
彼は13年前、私がとある音楽専門学校で週一で講義をしていた時の生徒なんです。
FaceBookでアクセスしてくれた彼と待ち合わせを。
場所は私が気に入っている玉川高島屋の屋上のカフェ。
悲しいくらい天気の良い秋の午後のことでした。
ギターケースを右肩の背負って「いや~~、元気ですかー?! 野澤先生!えへへ」
これが13年ぶりの彼の言葉。
彼の名前は細田好弘
一通り彼との空白の間の出来事を聞いた私は「自分のアルバムで全曲ギター弾かない?」って言っていた。
だってこの人玉高の屋上でおもむろにギターをケースから出すとブラジルスタイルでガットギターを弾きまくったんです。
その昔ジャズギタリストを目指していた彼に「ジャズは食えないぞー」って私は言ったらしい。
もちろん全く記憶にはない。
「だから方向変えて今はこれです。」って、いい勝負で食えなくない?
「えー、まあ相当苦しいです。」
こうして私のアルバムは全曲彼に弾いてもらう事になったのです。
私も沢山のギタリストと知り合いです。
何故彼に弾いてもらおうと思ったのか?
それはたった一つ「音色(ねいろ)」
ミュージシャンにとって一番大切なことは。その人が音色(ねいろ)を持っているかどうかなんです。
大方の人は歌手の声は聞き分けられんですよね。
あっ、この声は誰それだって。
でもこのSAXは?このドラムは?このギターは?このPianoは?
実は全員違うし、Topプレイヤーは皆自分の音色(ねいろ)を持っているんです。
彼、細田好弘って自分の音色(ねいろ)を明確に持っていたんです。
それが見事に「TheBalconyCruise」で探していた音色(ねいろ)だったんですね。
いざRecording! 私のアルバムは色々なジャンルが混ざっているので苦労してましたね。
でもOKテイクは全部ファーストテイク。要するに一回目に弾いたテイクが一番いいんです。
そういうプレイヤーは割と居ますが、私の知っている限りの一番はSAXプレイヤーの土岐英史さん。
日本では山下達郎さんで有名ですね。
この人常に一発目がサイコーなんですねー。
この人の音色(ねいろ)、コンビニなどで流れてくる微かな音楽でも「あっ、土岐さんだ。」ってすぐわかるんですよ。
私はこの人の音、もちろんフレーズもですが大好きなんですね。
レコーディングでよく吹いて頂きました。
SMAPも沢山吹いて頂いてます。
彼がある日言っていた事がとても印象的で。
「人間は変な欲があるから何回もやり直すと反省しながら細かいこと考えるから良くなくなるんだよね」
「だから俺は一発目がOKになってもいい様に、リズムとピッチの練習しかしないの」
「その時に感じた事を音に出来る様になるために普段練習するんだよ」
素晴らしい考え方ですね。
細田君がこの練習を続けたら近い将来TOPプレイヤーになる事でしょう!
もちろん今でも素晴らしいですが!
私のアルバムでギターにも耳を澄まして聴いてみて下さいね。
彼がギターで話しかけてくれていますので。

細田好弘ブログ  https://ameblo.jp/coracaovagabund/

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